『ライザのアトリエ3』の評価とレビュー
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どんなゲーム?
- ジャンル:錬金術RPG
- Switch・PlayStation 5・PlayStation 4・PCでプレイ可能(筆者はPC版をプレイ)
- アトリエである「秘密シリーズ」の完結編
- 以下、若干ネタバレあり
良かった所
ストーリー
- お馴染みのメンバー
- なんだかんだ、ライザ・タオ・レント・クラウディアの声が聞けて、全員で冒険ができるのがうれしい。3部作目ともなればなおさら。
- ボオスがプレイアブル
- シリーズプレイヤーが一番嬉しいポイントはここじゃないだろうか?1から追っている身としてはようやくと言った感じで、感慨深いものがある
- 各キャラクターの成長が見れる
- ライザ1の3年後がライザ2だった。
今作はライザ2の1年後がライザ3。ということで各キャラクターがどのような成長を遂げて、どういった未来を進むのかというところまでちゃんと描いてくれている。シリーズファンはとても嬉しいと思う
- ライザ1の3年後がライザ2だった。
システム
- UIのレスポンスが良い
- 基本的にストレスがかかる場所がまったくなかった。サクサク
悪かった所
ストーリー
- 物事を解決するのに概念的な話が多い
- 鍵の生成や万象の大典へ至る道などの話はライザとアンペルが知恵を絞り出して解決する流れになるが、鍵生成はエネルギーの圧縮という話だったりで、いまいち深刻度や難解度がプレイヤー側に伝わりずらい
システム
- ジェム還元がめんどくさい
- 大体は大量に所持しているアイテムから、品質の低い不必要なアイテムを選ぶスタイルを取ると思うが、手動で選んでいくのがかなり時間がかかる
戦闘
- バランスがかなり悪い
- 中盤辺りから錬金で戦力を上げようと思えばいくらでも上げれるのでその時点でヌルゲー化する。特に中和剤ループは序盤からでもできるので、武器・防具に全能力・攻速・攻防・防速をつければ戦力が一気に上げれてしまい、終盤まで付け替える必要もなくなる
- 強敵がいない
- エリキシル剤やアカシアの原典を使うほどの強敵がいないので、戦闘はかなり物足りなかった。これらのアイテムを使わなくとも、アストローズ辺りのアイテムを最大強化するだけでラスボスまで余裕で通用する
- 画面に表示されている情報量が非常に多い
- アイテム選択画面以外はリアルタイム進行なので結構目が忙しい。
CC、AP、味方のHP、敵のHP、味方の行動ゲージ、敵の行動ゲージ、味方のブレイクゲージ、敵のブレイクゲージと、最初はどこを見ればいいのかがものすごくわかりづらい
- アイテム選択画面以外はリアルタイム進行なので結構目が忙しい。
まとめ
シリーズの集大成として発売されたライザ3ではあるが、戦闘が比較的評価低め。
見た目は洗練されているように見えるが、錬金によるゴリ押しが可能で、かなり複雑化したシステムが活かされている戦闘も体験できずじまいだったため惜しい。
ストーリー部分に関してはキャラの掛け合いや絡みが非常に多く、シリーズファンなら満足できるレベルに仕上がっているのでそこは期待していいと思う。
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