どんなゲーム?
- PS4
- アトリエシリーズの15作目
- 黄昏シリーズ2作品目
- エスカとロジーのダブル主人公方式
- カレンダーによる時限設定ありのアトリエシリーズ
良かった所
- 従来のアトリエ通り、考えて突き詰めてアイテムを作成すれば強力なものがちゃんと作成できる
- エスカとロジーの性格のバランスが良く、日常の掛け合いが楽しい
悪かった所
- 大課題を埋めた後でないと、全ての課題が確認できない
- 時限ありのため、事前に全課題の内容を知っておきたかった
- 調合時に下位の潜力を引き継いで合成潜力が発動した時に、すでにその潜力が発現している場合に下位の潜力がなくなってしまう
- PP特化系のアイテムを作成する際に下位の潜力がよく消えたりする
まとめ
黄昏シリーズの2作目、なのだが…間違えて3作目のシャリーのアトリエを先にやってしまったので、最後にプレイする黄昏シリーズがこの作品になってしまった。2年くらい前にトリロジー買って積んでた。
とは言うものの、基本的にストーリーは独立しているし別のアトリエの主人公が出てくるということもないので、ここからでも特に問題はなかった。この作品からやるとニオが誰なのかわからないくらいだろうか。
アトリエシリーズは『錬金術でお役立ちアイテムを作りながら、世界の謎を追う』という図式が出来上がっているRPGなので、ある意味安心感がある。
なんかRPGやりたいなー、と思った時に手に取るのがちょうどいいゲーム。
また、○○の錬金術師シリーズとして、大抵3作連続で続編を出すが、なんらかの形で前作のキャラを引き続き登場させるので、良い感じにスターシステムも採用できててやりがいがある。
今作は空中遺跡というそこそこスケールの大きな場所が出てくることは出てくるのだが、どうもストーリー自体は全体的に地味な印象を受けた。
というのも主人公が感情を発露させるシーンが乏しい。
ロジーは多少そういったエピソードがあるし、エスカも一応そういう系統のイベントスチルがあるにはあるのだが、元々主人公に大きな目的があるわけでもなく、遺跡探検もどちらかというと技術発展のような”仕事”として取り組んでいるという側面が大きいため、上記のシーンにカタルシスを感じづらい。
行方不明になった妹を探すとか、故郷の水不足を解消するための方法を探すというような大義がないので、終始錬金術師の2人組が仲良く仕事をしているというような印象だった。
ただ、バトルや錬金に関してはサクサク楽しめるしUIも特に不満はなかったので、黄昏の2作目であることを踏まえるとシャリーのアトリエのための力溜め回?のような感じだった。
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